薬剤師の仕事と情勢

薬剤師は比較的安定した仕事ですが、その時代の情勢に左右されることがあります。 近年は医薬分業制が高まってきたこともあり、調剤薬局が次々に新設されています。 調剤薬局では薬剤師一人あたりの処方箋数が決められているため、利用者数に合わせて薬剤師を配置しなければなりません(原則として、薬剤師一人につき40枚、ただし科によって例外あり)。 これによって、一部の地域では薬剤師の不足が起きています。

しかし、地域によっては薬剤師が過剰というところも。 薬剤師の採用が非常に厳しい地域もあり、薬剤師だから安泰とは言えません。 年間約9000人が薬剤師国家試験に合格すると言われていますが、薬局に就職するのはこの内3割程度。 病院となるとさらに少なくなりますし、その内調剤薬局の増加も頭打ちになります。

また、現在薬学部を新設する大学が増えています。 これによって、薬学部に通う人は急増していますが、少子化の影響もあり定員割れを起こす大学も出てきています。 薬剤師を目指す人は少し先の情勢も見るようにしましょう。